1985年4月1日号のブルータスマガジン。
メイン特集はSTYLEBOOK ’85 SPRING SUMMER。
なんと言っても表紙&見開きのファッションページ
“晴天の伊達男地球に立つ”
が最高にクール!
場所は東京三宅島にて、ビシッとボクシーなスーツを着てパナマハットを被ったモデル達の姿が、まるでマグリットの絵のようにシュールに切り取られています。
クレジットは
フォトグラファー: 植田正治
グラフィック・デザイン: 堀内誠一
スタイリスト: 北村勝彦
構成・文: 森永博志
フォトグラファーに植田正治さんを迎え、日本のメンズファッションを築いた錚々たる方々によるシューティング。
もし、あなたがメンズスタイリストやファッションエディターを志しているのであれば一度は読んでおきたい一冊です。
雑誌全体のアイテムクレジットを見ると、
タケオ・キクチ、メンズビギ、ムッシュニコル、ワイズなど当時流行ったDCブランドからブルックス・ブラザーズのB.Dシャツや、ウォークオーバーのホワイトバックス等アメトラブランドが伺えます。35年前はこんなブランドをミックスして着ていたんだなぁ…と想像するとなお楽しめます。
いい歳こいたおじさん達が餓鬼臭い格好をしている昨今。
メンズファッションはこれからどこに向かっていくのでしょう?
一度過去を紐解いていくとスタイルの真髄がみえてくるのかもしれません。
*多少スレ、ヤケが有りますがまだまだ読めます。
BRUTUS MAGAZINE No.108: 1 April 1985
PAGE: 202p
PRINTED IN JAPAN